即効性もあり！二の腕に筋肉をつけずに痩せる５つの方法

二の腕痩せするためには、筋肉をつけることが必要！って聞いたことありません？これって別に、筋肉つけなくても二の腕痩せは可能なんですね。

二の腕が太くなるのって、みなさんが思っている以上に「むくみ」の影響が大きい。なので、徹底してむくみを改善するだけでも十分二の腕は細くなります。

その他にも、まず「筋肉を緩める」だけであったり、「気持ちいい体操」でもOK。二の腕に筋肉をつけなくても、十分痩せられますよ。

この記事では、

・二の腕に筋肉をつけずに痩せられる理由
・二の腕に筋肉をつけずに痩せる５つの方法

などを、パーソナルトレーナー歴１２年の伊藤出（@izuru_style）が解説します。

Youtubeでは１回で二の腕痩せを実感できる方法をご紹介しているので、すぐに変化を実感したい方はこちらも参考にご覧ください。

 

二の腕に筋肉をつけずに痩せられる理由

そもそもなぜ二の腕は太くなっているのか？ここを知ってもらうと、二の腕に筋肉をつけなくても痩せることが理解していただけると思います。

むくみの影響で太くなっている

二の腕が太くなる原因で最も多いのが、

むくみの影響で太くなっている

ということ。

これは１度、ご自身の腕で実験をしてもらうとわかると思います。

まず最初に、両方の二の腕に触れて現状を確認しておきましょう。

確認できたら、利き腕のみ以下の方法を実践してみてください。

１、肘を曲げ、胸の前で構える
２、脱力するように腕を落とす
３、肘を伸ばし、後方に軽くスイング
４、再度肘を曲げ、同じ動きを繰り返す
５、これを１～２分間繰り返す

この後、再度左右の二の腕に触れてみると、今動かした側の二の腕が少し“薄く”なっていません？

この変化って、

・むくみが改善
・筋肉の張りが改善

主に２つの変化によって実感できているんですね。

このように二の腕は、むくみの影響で太くなっていることが多いわけです。このむくみをひどくする要因に、筋肉の張りも関係しています。

筋肉が本来よりも硬くなっている

日頃、

・パソコンを長時間触っている
・スマホを使う時間が長い
・身体の前側で作業を長時間している

など、こういったことをしてませんか？

腕って、肩からぶら下がっている状態が自然。

ここから腕が前側に伸ばされたり、肘が曲がってしまうと、二の腕の筋肉が自然な状態から伸ばされてしまう。いわゆるストレスを受けた状態になるんですね。

筋肉はストレスを受け続けると硬くなる性質があり、

・二の腕の筋肉が硬くなる
・内側に締めつける圧力（内圧）が高まる
・血流やリンパ液の流れは悪くなる
・むくみがひどくなる

といったことが起こってしまう。

大体二の腕の硬さとむくみはセットで起こっており、これらが原因で二の腕は太くなりやすい。

なので、二の腕痩せするためには筋肉をつけることがすべてではなく、「むくみ」「筋肉の張り」などを改善することでも細くできます。

肩の関節が捻じれている

もう１つ、二の腕が太くなる原因としては、

肩の関節が捻じれている

ということ。

二の腕って、自然な状態であればこんな感じに見えます。

でも肩の関節が捻じれると、こんな感じに見えてしまう。

比べてみると、違いますよね。

こういった肩関節の捻じれも二の腕の太さに影響しており、肩の捻じれを改善することでも二の腕を細く見せることは可能です。

ここについては以下の記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてみてください。

ここまでのことを一旦整理すると、筋肉をつけずに二の腕痩せするためには、

・むくみを改善する
・二の腕の筋肉を緩める
・肩の捻じれを改善する

などがポイントなんですね。

では具体的に、どのようなことをすれば筋肉をつけずに二の腕痩せすることができるのでしょうか？

 

二の腕に筋肉をつけずに痩せる方法①：気持ちよく体操を行う

まず最初に行ってほしいのは、

気持ちよく体操を行い、二の腕周辺のむくみや張りを改善する

という方法です。

主に肘の関節を気持ちよく曲げ伸ばしする。そうすると、二の腕の筋肉がポンプのように動いて、むくみなどが改善した結果細くなるんですね。

以下の方法はできるだけリラックスして行いましょう。そうすると、１日でもある程度スッキリ感が実感できますよ。

１、曲げた腕を真下に落とす

１、脚を肩幅に開く
２、両腕を太ももの前に垂らしておく
３、肘を曲げ、手をみぞおちぐらいまで上げる
４、脱力して一気に両腕を落とす
５、これを１分間連続的に繰り返す

２、曲げた腕を交互に真下に落とす

１、脚を肩幅に開く
２、両腕を太ももの前に垂らしておく
３、片肘を曲げ、手をみぞおちぐらいまで上げる
４、脱力して一気に腕を落とし、逆の腕を曲げる
５、交互に肘を曲げ伸ばしし、１分間に繰り返す

３、両肘を小さく伸ばす

１、脚を肩幅に開く
２、両腕を垂らし、手のひらを正面に向ける
３、軽く肘を曲げ、脱力するように伸ばす
４、これを１分間繰り返す

４、耳横から腕を落とす

１、脚を肩幅に開く
２、両腕を上げつつ、肘を曲げる
３、耳横に手を構え、脱力するように落とす
（このとき、胸の前で小指を軽くこする）
４、これを１分間繰り返す

この４つを終えた後、二の腕に触れるとスッキリ感や薄くなっていることがわかると思います。

こういった方法は隙間時間に毎日やればやるほど二の腕が変わるので、ぜひ習慣にしてほしいですね。

ちなみに、こういったむくみを改善した後に着圧アーマーで二の腕を適度に締め付けてると、より二の腕はスッキリします。着圧アーマーは何でもOKで、Amazonで調べるとこういったものが出てきます。

・姿勢美人：姿勢も一緒に改善できる二の腕サポーター
・MEDIARM：二の腕専用着圧アーマー

こういうのをつけるのとつけないのとでは、１～２ｃｍ変わることもあるので、二の腕痩せにはかなり効果的。

 

二の腕に筋肉をつけずに痩せる方法②：二の腕を軽く擦る

続いては、

二の腕を軽く擦って、むくみを改善して細くする

という方法です。

これは寝る前などにおすすめで、やり方もシンプル。時間がない方はお風呂の中で行うのもおすすめなので、ぜひ実践してみてください。

１、脇に手を差し込んで深呼吸

１、両手をクロスさせ、脇に差し込む
２、その状態で、深呼吸を５回行う

２、二の腕の内側を軽く擦る

１、肘の内側辺りに手を沿える
２、脇方向に向かって軽く擦る
３、これを１分間行う

３、二の腕の外側を軽く擦る

１、肘の外側辺りに手を沿える
２、脇方向に向かって軽く擦る
３、これを１分間行う

４、耳横辺りで手首を揺らす

１、両手を耳横辺りまで上げる
２、腕をリラックスさせ、手首を横向きに揺らす
３、これを１分間行う

こういった手順を行うことで、二の腕全体のむくみが改善。その結果、筋肉をつけなくても二の腕痩せすることができるんですね。

 

二の腕に筋肉をつけずに痩せる方法③：腕をぶらぶら揺らす

続いては、

腕をぶらぶら揺らして、二の腕周辺をスッキリさせる

という方法。

筋肉をぶらぶら揺らすと、血流やリンパ管の流れが良くなるんですね。その結果、筋肉が緩んだりむくみが改善。これによって、二の腕は細くなります。

ここでの方法は寝ながらできる方法なので、疲れている時にはこういった方法がおすすめ。

１、仰向けで手首を揺らす

１、仰向けになり、脚を肩幅に開く
２、両腕を天井方向に上げ、肘を軽く曲げる
３、リラックスした状態で、手首を横向きに揺らす
４、これを１分間行う

２、肘を９０度に曲げて手首を揺らす

１、仰向けになり、脚を肩幅に開く
２、両腕を９０度に曲げて、体側に置く
３、リラックスした状態で、手首を横向きに揺らす
４、これを１分間行う

３、仰向けで軽くグーパーする

１、仰向けになり、脚を肩幅に開く
２、両腕を天井方向に上げ、肘を軽く曲げる
３、リラックスした状態で、軽くグーパーを行う
４、これを１分間行う

これらを気持ちよく行い、可能な方はもっと時間を伸ばしてみましょう。

そうすると、より二の腕のスッキリ感を実感できますよ。個人的には、寝ながらできるのでこれが一番好きですね(笑)

 

二の腕に筋肉をつけずに痩せる方法④：肩の関節を整える

続いては、

肩の関節の捻じれを改善して、二の腕痩せする

という方法。

この考え方は以下の記事で詳しく解説しているので、こちらを参考に実践して二の腕を細くしましょう。

 

二の腕に筋肉をつけずに痩せる方法⑤：ダイエットを行う

基本的には、筋肉をつけずに二の腕痩せする方法は上記の通りですが、上記とあわせてダイエットも少し頑張ってみませんか？

そうすると、脂肪分が減ってより二の腕を細くできるんですね。もしこれからダイエットを頑張ってみたい方は、始め方を以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

ダイエットも同時進行すれば、より二の腕は変わりますよ。

こういったイメージで、筋肉をつけなくても二の腕痩せは十分可能なので、できそうな方法をやってほしいなと思います。

 

即効性もあり！二の腕に筋肉をつけずに痩せる５つの方法のまとめ

今回は、即効性もあり！二の腕に筋肉をつけずに痩せる５つの方法について解説しました。

・二の腕は、むくみや筋肉の張りによって太くなる
・それらを改善すると、二の腕痩せは十分可能
・気持ちよく体操したり、擦るとむくみが改善して二の腕痩せする
・その他には、肩の捻じれを整えたりダイエットも効果的

どうしても、身体を引き締めるときって「筋トレ」「鍛える」というイメージが先行しません？間違ってはいないんですけど、もっと違う方法でも体は変わる。

それが今回お伝えした「筋肉を緩める」「むくみ改善」などの方法で、こういったことを徹底すると身体をかなり変えられますよ。

今回がそのきっかけになれば嬉しいですね。今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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