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先日、趣味で絵を描かれている40代のクライアントさんから、

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お客様

最近太ももとかふくらはぎが冷たいんですけど、これって改善できませんか?太いのも気になるし…。

といったご相談を受けました。

クライアントさんの場合、長時間絵をかき続けているため、血流の悪さが影響して脚の冷たさが出てきた可能性がありました。

太ももやふくらはぎが冷たいし太いという方は、

脚の筋肉を緩めて、血液の循環を改善することが重要

になります。

これが適切にできると、1日でも下半身の温かさを実感することができます。

この記事では、

・太もも・ふくらはぎが冷たい&太い原因
・冷たい&太い太もも・ふくらはぎを細くする4つの方法

などを、パーソナルトレーナー歴12年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

YouTubeでは詳しい原因を解説しているので、よかったらこちらも参考にご覧ください。

早く成果を実感したい方は、以下の動画を実践していただくと1日でも温まってスッキリする感覚が実感できると思います。

今回お伝えする以外の方法で脚やせを目指したい方は、こちらの記事も参考にどうぞ。

 

太もも・ふくらはぎが冷たい&太い原因

今回ご相談をいただいた40代女性のカウンセリングを行っていると、以下のような原因が考えられました。

・血流が悪くなっている
・座っているときに力む癖がある
・運動量が極端に少なくなっている
・食事量も少しずつ増えている

それぞれ詳しく解説しますね。

血流が悪くなっている

まず考えられた原因が、

下半身全体の血流が悪くなっている

ということです。

これはクライアントさんに限らず、太ももやふくらはぎが冷たいと感じる多くの方に該当します。

何かしらの原因で下半身の血流が悪くなり、その結果冷たさを感じているはず。クライアントさんの場合であれば、

・座っているときに力む癖がある
・運動量が極端に少なくなっている

などで下半身の筋肉が硬くなり、その影響で血流が悪くなっていた可能性がありました。

ですので、改善するためにまず重要になるのが、

・下半身全体の筋肉を緩める
・血流を徹底的に改善する

という2つなんですね。

これらができると、1日でも十分変化を実感できるぐらい脚の状態は変わります。

座っているときに力む癖がある

クライアントさんの下半身の筋肉が硬くなる原因の1つ目は、

座って絵を描いているときに、無意識のうちに下半身が力む癖がある

ということが考えられました。

絵を描くときの姿勢によって変わりますが、

・踵が浮いた状態で踏ん張っている
・片側に体重が乗って前のめりになっている

こういった状態が長時間続いていたんですね。

踵が浮いた状態で踏ん張っている

片側に体重が乗って前のめりになっている

そうすると、ふくらはぎや前ももなどの筋肉は常にストレスを受けた状態になり、時間の経過とともに硬くなってしまいます。

その結果、

・脚の内圧が高まってくる
・血管が締め付けられて血流が悪くなる
・熱を持った血液が下半身に巡りづらくなる
・徐々に脚が冷えてくる

ということが起こった可能性がありました。

運動量が極端に少なくなっている

さらに問題だったのは、

最近お仕事をやめ、1日中絵を描いている

ということです。

以前はスーパーで働かれており、品出しなどで動き回る時間が多かったそうです。このときはそこまで身体のだるさなどは感じていませんでしたが、最近はだるさもひどいとのこと。

その原因は、主に活動量の低下。

・仕事で動いていた活動量が減る
・自宅で座りっぱなしの時間が増える
・体内に老廃物が滞り、だるさが増す
・だるさがひどくなると、動く気力が低下
・さらに動かなくなり、より筋肉が硬くなる
・血流が悪くなり、脚の冷えにつながる

こういった原因で、太ももやふくらはぎが冷えてしまった可能性があります。

さらに、

・活動量の低下
・ストレスが溜まる

などが合わさって、代謝も下がって脂肪がつき、その結果脚が太くなっていました。

食事量も少しずつ増えている

そしてもう1つ考えられた原因は、

食事量が知らず知らずのうちに増えていた

ということです。

ご相談を受けたとき、1度数日間分の食事を撮影してもらったんですね。そのとき客観的に食事量を把握したクライアントさんは、

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お客様

え~やだ…。知らない間に、こんなに食べてるの~。ショックぅ…。そりゃ太るよね~。

と言われていました。

この感想にもあるように、仕事を辞めてから活動量が低下しているにも関わらず、食事量が増加。その結果、脂肪も増えていました。

ここまでお伝えしたようにクライアントさんの場合は、

・血流が悪くなっている
・座っているときに力む癖がある
・運動量が極端に少なくなっている
・食事量も少しずつ増えている

などが原因で、太ももやふくらはぎが冷たい&太くなった可能性がありました。

逆の言い方をすれば、

・硬くなっている筋肉を緩める
・体内の循環を改善する
・運動量を適度に増やす
・食事量を減らす

こういったことができると、太ももやふくらはぎが温まり、同時に細くすることができるということが見えてきました。

続いては、同じ悩みを抱えている方にも改善を実感していただけるように、現場でも実践した方法も交えて改善方法をお伝えします。

 

冷たい&太い太もも・ふくらはぎを細くするの方法①:全身の筋肉を緩める

まず最初に実践してほしいのは、

全身の筋肉を緩めて、柔らかくする

ということです。

太ももやふくらはぎが冷たい場合であっても、必ず全身の筋肉を緩めます。脚が硬くなっていれば、多くの場合で上半身も影響を受けて硬くなっているはず。

ですので、全身の筋肉を柔らかい状態に緩めて、循環を改善していきましょう。まずは以下の体操を行って、全身を緩めていきますね。

これが実践できると、次はお腹周りの循環や硬さを改善していきます。

 

冷たい&太い太もも・ふくらはぎを細くするの方法②:お腹周りの循環や硬さを改善する

続いて行ってほしいのは、

腹直筋などの筋肉を緩めて、お腹周りの循環を改善する

ということです。

心臓から送り出された血液は、お腹などを通って足元へ送られます。その過程で、お腹の筋肉が硬ければ足元への循環が悪くなってしまう。

ですので、必ずお腹を柔らかくして循環の妨げにならないような環境を整えておく必要があるんですね。具体的な方法は以下の記事や動画でご紹介しているので、こちらを参考に実践してみてください。

 

冷たい&太い太もも・ふくらはぎを細くするの方法③:太ももをポンプのように動かす

全身を緩めてお腹の循環が改善できると、ここから太ももの筋肉をポンプのように動かして循環をさらに改善していきます。

ここからの方法では、

・できるだけ軽く筋肉を動かす
・グッと力む瞬間を作らない
・常にふわふわっとリラックスしておく

などに注意して実践していきましょう。

そうすると、1日でも冷たさが改善して暖かくなっていくので、ぜひ変化を実感してみてください。

1、椅子に座って軽く膝を曲げる

1、高めの椅子に座る
2、膝裏辺りに手を置く
3、地面から足を浮かせておく
4、鼻から息を吐きながら、軽く膝を曲げる
5、これを1分間行う

2、椅子に座って軽く膝を伸ばす

1、高めの椅子に座る
2、膝裏辺りに手を置く
3、地面から足を浮かせておく
4、鼻から息を吐きながら、軽く膝を伸ばす
5、これを1分間行う

3、椅子に座って軽く膝を曲げ伸ばし

1、高めの椅子に座る
2、膝裏辺りに手を置く
3、地面から足を浮かせておく
4、鼻から息を吐きながら、軽く膝を曲げ伸ばし
5、これを1分間行う

4、椅子に座って膝下を軽く開閉する

1、高めの椅子に座る
2、膝を肩幅ぐらいに開く
3、地面から足を浮かせておく
4、リラックスして、軽く膝を開閉する
5、これを1分間行う

これらでも十分太ももの循環が改善できますが、より改善を実感したい方はYoutubeの動画内容を実践してみてください。

これだと、1回でも十分脚の温かさを実感できると思います。

 

冷たい&太い太もも・ふくらはぎを細くするの方法④:ふくらはぎをポンプのように動かす

続いては、ふくらはぎの筋肉をポンプのように動かして循環を改善していきましょう。

1、椅子に座ってつま先を下げる

1、高めの椅子に座る
2、膝裏辺りに手を置く
3、つま先を地面方向に軽く下げる
4、これを1分間繰り返す

2、椅子に座ってつま先を上げる

1、高めの椅子に座る
2、膝裏辺りに手を置く
3、つま先を軽く上げる
4、これを1分間繰り返す

3、椅子に座って足首を揺らす

1、高めの椅子に座る
2、膝裏辺りに手を置く
3、足首を軽くぶらぶら揺らす
4、これを1分間繰り返す

もしこれらでもあまり冷たさが改善しない場合は、地面に座って手で筋肉を揺らす方法を実践してみてください。そうすると、さらに温かくなったり細さを実感できるはずです。

実際に現場ではここまでお伝えした方法とあわせて、

・座り方の改善
・運動量の増加
・食事量を少し減らす

などをご指導し、結果的に3ヶ月間で太もも周りは7cm細くなっていますし、体重も約6kg減りました。

以前感じていた冷たさも改善できていますので、同じ悩みを抱える方はぜひできることから実践してほしいなと思います。

 

1日でポカポカに!冷たい&太い太もも・ふくらはぎを細くする4つの方法のまとめ

今回は、1日でポカポカに!冷たい&太い太もも・ふくらはぎを細くする4つの方法について解説しました。今回の内容をまとめると、

・脚が冷たいのは、循環の悪さが原因
・筋肉が硬くなると、血流が悪くなって冷える
・改善するためには、まず全身の筋肉を緩めること
・そのためには、筋肉をポンプのように動かす
・適切な方法でできると、1日でも温かさを感じる

こういった内容をお伝えしました。

現場でもたまにいらっしゃいますが、びっくりするぐらい脚が冷え冷えの方もいますよね。冬になればかなり辛いでしょうし、改善したいと思います。

筋肉量が少ないからと言われることもありますが、それよりもまずは循環の改善。これができると、筋肉量に関係なく足元は温まります。

さらに一緒のタイミングで脚も細くなっていくので、まずは脚の筋肉をポンプのように動かす習慣をつけてほしいですね。今回の内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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今回お伝えした内容は、パーソナルのセッションだとより確実に改善可能です。もしご自身で改善が難しい場合は、お気軽にご相談ください。

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